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HOMEBLOGminka 村山義明

  • DETROIT

    2018.02.09

     

    今年に入ってからなかなか映画を観に行くチャンスが少なくて、そんな中観てきた映画をレビュー。

     

     

    「デトロイト」

     

    映画評論家の町山智浩さんがラジオで紹介してからずっと気になっていた映画。

     

    1967年7月23日に起きたアメリカ史上最大級の<デトロイト暴動>の渦中に起こった「アルジェ・モーテル事件」を「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティー」の監督キャスリン・ビグローが描いた作品。

     

    映画の最初にある現場をきっかけに暴動が起きるのですが、そこからはずっとヒリヒリとした空気感が映画全体に漂っていて、徐々に今回の話の中心人物たちが登場し、白人警官による40分間の監禁拷問シーンに繋がっていく。

     

    この映画の見所はその拷問シーンではあるのですが、音楽が印象的な映画でもあります。

     

    主人公の一人でもある黒人男性の若者は、美しい歌声を持つザ・ドラマティックスというシンガーグループのメンバーで、さぁこれからデビューに向けてステージに立つぞ、というところで今回の暴動に巻き込まれてしまう。

     

    そのザ・ドラマティックスのステージの前に、Martha and The Vandellas  が歌うNowhere To Runが流れているのですが、これがなんとも言えない。

     

     

    外では暴動が怒っているのに、この黒人たちのステージを白人たちが熱狂して観ている。

     

    その暴動のきっかけは、白人警官による黒人差別であるのに。

     

    当時は、MOTOWNという黒人音楽レーベルが白人界隈でも流行っていて、ちょっと黒人がかっこいいと言う若者もいた様です。

     

    しかし、一方でそういった差別主義の白人警官による理不尽な逮捕も加熱していき、この暴動にいたり、暴動をさらに抑圧させるために暴力を振るうという負の連鎖に陥ったんですね。

     

    ヒリヒリとした緊迫感あるムードが増していく一方で、この時代を楽しもうとか、夢を追いかけようというムードも音楽で演出されていて、緊張と緩和が交互に続く前半から、ついに取り返しのつかない40分間の拷問シーンへの繋がっていきます。

     

    この拷問シーンは本当に目を覆いたくなる様な場面の連続で、いったいいつまでこれは続くんだろう、どう終わらせるんだろうと観る人をどんどん拷問される黒人たち同様に不安にさせていきます。

     

    その拷問シーンが終わり、後日談もしっかりと描かれるのですが、これがまた言いようのない悲しい結末に繋がっていくんですね。

     

    確かにあんな仕打ちを受けたらそうなっても仕方ないよなぁという結末。

     

    これが実際に起こったことであり、こういった白人警官による黒人差別は未だに絶え間なく起こっていると思うとまた更に気持ちが悲しくなる。

     

    暴力と差別の理不尽さを、痛々しい映像で見せつけるこの作品は、観る人を選ぶとは思いますが、今年観るべき映画の一つだと思います。

     

    追記:この映画の悪役でもある白人警官役のウィル・ポールター。

    イライラさせる演技が素晴らしくて、この役を見事に演じきったと思います。

    出てくる警官役はみんなとにかく表情で観客をイラつかせる名演技でした。

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