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  • セオリーは敢えて声を大にして

    2017.12.07

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    縁あって前売券をいただいたので、六本木の国立新美術館で開催されている、「安藤忠雄展:挑戦」を念願かなってみにいってきました。

     

    平日でしたが、安藤さん本人のギャラリートークが行われる日だったため、それなりの人混みでした。

     

     

     

    展示をみて強く思ったことがあります。

     

    「その場所にしかできない建築」への挑戦は、建築を取り扱う以上、いつの時代も向き合うべきテーマだということです。

     

    それは自分がこれまで考えてきたことのひとつであり、そしてそれをこれからもこだわって考えていっていいことなんだと確信することができました。

     

     

     

    安藤さんの建築は、コンクリートを使うことで生まれる強さや取り込まれる自然光の美しさ、有名な「住吉の長屋」でいわれるような使いづらさなどが取り沙汰され、自分のなかでもその程度の認識でしかありませんでした、恥ずかしながら。

     

    その場所の特性を読み取ること、そしてそれを建築的な手段に反映させること。

     

    これは建築を考えるうえでのセオリーといっていいと思います。

    (なお、建築を論ずるうえで、「建物」と「建築」という言葉は異なるニュアンスをもって使い分けられることがあります。)

     

     

     

    セオリーが、あまりにセオリーすぎて、敢えて言及することすら、忘れられたり、恥ずかしいような気がしてためらわれることは、どの社会や業界においてもあるのではないでしょうか。

     

    でも、忘れられてはいけない。

     

    なぜなら建築は、身体によるノンバーバルな空間体験が本質ですが、言語化されることによってその理解が深まるためです。

     

    だからこそわたしは建築の設計に携わる者として、本来あるべき建築の姿を、ここ新潟市のまんなかで、おおきく旗をふって、示し続けたいと思います。

     

     

     

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    展示のなかでみた安藤さんは、これまでの自分の認識よりもはるかに、地元大阪や直島などの既存環境や都市空間に眼差しが向いており、世界各地にプロジェクトが点在しようともその姿勢は同じでした。

     

    施主たちに送られたメッセージボードの展示は、ひとつひとつのプロジェクトでいかに深く施主とのやり取りが行われたかを物語っています。

     

    前評判のよかった音声ガイドの導入部では、この展示について「回顧展ではない。これからもう一度、事務所の人たちと前に進みたい」と語られており、こんなにもエネルギーに満ちた数多くのプロジェクトを目前にして、それをまだまだ続けていってくれることを思うと、励まされ、元気をもらいました。

     

     

     

    空腹も忘れ、展示にじっくり集中し5時間あまり経ってしまいました。

     

    ギャラリートーク後は安藤さんのサインも頂戴しました。

     

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    他に予定を入れていなかったこともあり、東京駅と乃木坂駅の往復でしかない日帰り東京旅行でしたが、あたまの中がお腹いっぱい(!)で大満足の1日でした。

     

     

     

    自分が取りあつかう創造物が、少なくとも「建築」と呼べるものとなりますように。

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