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HOMEBLOGminka 村山義明

  • ファッションは本当にオワコンか

    2017.01.20

    ファッション週刊誌WWDジャパンの特集記事が気になる見出しだったので取り寄せて読んでみました。

     

    まず、データで読み取る国内市場の衰退具合。

     

    1990年の国内衣料品市場規模は15兆円に対して、2010年は10兆円に縮小。

    20年間で3分の2に縮小。

     

    同じく1990年の国内供給量は20億点に対して、2010年は40億点に増加。

    売上規模が縮小しているのにもかかわらず供給量は2倍に。

     

    最後に国内・海外生産比率は1990年は国内50%の海外50%。

    これが2014年には国内3%の海外97%と、メードインジャパンは風前の灯火。。。

     

    様々な要因がある中で、9人の業界人が意見を述べていました。

     

    気になった内容をピックすると、、、

     

    【IFIビジネス・スクール名誉学長の花崎淑夫さんの意見】

    服飾消費の選択肢が、美味しいレストランの食事や海外旅行、美容、健康、スポーツなどの様々なカルチャーに流れるようになり、今や日本の消費者はとっくの昔に「心の豊かさ」に価値観を移している。ファッション企業の多くは未だに「モノの豊かさ」の考え方にとらわれている。

     

     

    【ヴァンキッシュ 代表 石川涼さんの意見】

    ファッションがダメになったのではなく、買い物という行為自体がオワコン。買い物以外のことに時間を使う方が有益な社会になった。買い物をするために外出を楽しむことは終わる。

    一般人はコレクションには興味がない、業界人だけだから、ブランドは消費者に置いていかれている。

    顧客の数を増やすためには、海外展開が必要。

    どのブランドも店舗数を減らして効率を良くして、ECに比重を高くおくべき。

    世界は、インスタに代表されるような非言語コミュニケーションの時代になったので、白いシャツに10万円払うよりも、写真で見たら一緒な3,000円でいい。必要以上の品質にこだわるようなファッション業界はニッチな世界になる。

     

     

    【スターバックス ジャパン CEO 水口貴文さんの意見】

    以前は人と人とがリアルに会うことから多くのコミュニケーションが始まったので、ファッションが大きな意味を持っていたが、SNSの出現で表現方法は一気に多様化し、数万円の高価なものを購入することと、500円で食べられる美味しいラーメンがインスタなどにアップすることで同列の価値観になる。

    3.11をきっかけにモノからコトへ価値観が加速度的にシフトしたこと、人や地域とのつながりが重要なキーワードになった。

    ストーリー性のある情報が検索されることが、ビジネスの入り口になる。

    体験型や劇場型といわれるようなデジタルの世界では味わえない繋がり、思い出として心に残るものが顧客の心を動かす。

    大企業の広告などに偏っていた情報拡散は、今やインフルエンサーのフォロワー数の方が大きな意味を持つようになった。

     

     

    【Nハリウッド デザイナー 尾花大輔さんの意見】

    今ではEC業界も成熟し消費者は先物買という感覚を持たず、すぐ買えるものに反応するようになった。ファッションの小売は無くならないが在り方は変わるだろう。ファストファッションが出現してようやく衣食住の”衣”が本当の意味を持ち、生活必需品になった。ファッションは趣味や嗜好品の対象になった。

    ブレずに売りたいものをしっかり見せていくセレクションを続ければ、セレクトはもう一度盛り上がるはず。余計なモノは売らずにスタッフも好きな人たちだけで構成する専門店を増やし、なんでも売っている総合的なショップは徹底的に絞ると、消費者が買い物へ行く理由が明確になるので、必要な人は確実に行く。

     

    【アクセンチュア マネジング・ティレクター 河合拓さんの意見】

    家具、食品、雑貨、アパレルなど、すべてのプロダクトを統一のブランドで展開している「シングルブランド・マルチプロダクト」企業は世界で良品計画しかない。「高級版の無印良品」のコンセプトは、プロダクトをブランド化するのではなく、ストアそのものをブランド化するということ。米アップル社は、ハード、ソフト、音楽、電話、ゲームという従来の分類ではなく、消費者ニーズを起点に「シンプルさと使いやすさ」という統一したコンセプトでストアブランド化に成功した。

     

     

     

    この話題は、ファッション業界に限らずに小売業界全体に言えることで、今「買い物」という行為は大きく変化をしています。

    僕らが移転した動機というのも、これから先の5年10年を考えた時にこの大きな変化に対応するための一つでした。

    新しい商店街の形の一つでもあると思います。

    当たり前に売れていたものが売れなくなり、思いもよらないものが売れていく時代。

    面白い時代になりました。

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